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ふうこのひとりごと

ふうこのひとりごと

7回目


前回、絵画教室へは夏休み以降行ってないことを伝えた。その時、何かのためにやるのはえらい、上達することが楽しい、楽しいからやる、楽しむためにだけやればいい、と言われた。将来に生かすために、今やっておけば、なんて考えたのがいけなかった。下の子達のように、純粋に楽しんでやればいいんだ。
フリースクールのことはまだ早いかな、と思って娘には話していない。学校にこだわっているうちは行けないと思う。今は、絵画教室へ行くことをめざそうと思います、と言ったら、そういう目標はもたない方がいい、と言われた。
また、学校の先生に時々きてもらって、会えなくても一言二言、声をかけてもらうといい、と言われたので、養教の先生に家まできていただいた時のことも話した。娘には告げずに突然という形できていただいたのだが、そういうのは1回だけにして、と言われた。たとえ隠れたとしても伝えておいたほうがいいと。先生とは会ったわけだが、娘は何も話さず顔をふせてしまった。会話はできなかったが、会えただけでいいか。その時も、学校の話はせずさしさわりのない話がいい、と言われた。
今は、何もしないことに全力を尽くす時、思い切りひまな生活をする、大事なときは話してくれるようになる、と言われた。親はエネルギーは使うけど見守っていること。本人が納得していれば不幸にならない、自立できる子を作っていくこと、と言われた。

この相談の後、娘は2回続けて絵画教室へ行くことができた。妹たちと一緒に楽しそうにやっている。ひとりよりも、一緒にやる方がいいように思った。
学校の先生にも、家まで2回目来ていただいた。今度は何時にくるよ、と知らせておいた。特に隠れるふうはなかったが、やっぱり会いたくないようだった。先生は顔だけ見て、話しかけて帰っていかれた。何回か続けていけば、普通に話せるようになるだろうか。休み始めたころ、家の中で普通に生活できればいいですね、と言われたのだが、最初一緒に食事(昼食)ができなかった。最初は部屋まで運んでいた、次に少し時間をずらせてみんなが食べた後、私と2人で、今ではおじいちゃん、お父さん(お昼ごはんは食べに帰ってくる)、私と普通に食べれるようになった。これだけでも進歩だよ。
少しずつ、いい方向に向かっていると思いたい。最終的に幸せになるのが目標、学校へ行くことだけがすべてではない。


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